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カスタマーレビュー数:8
【くちコミ情報】
小津映画を観ているような心地よさ。秀作です。
本作は、木村佳乃演じる久里子が結婚の意志を親に伝えるため、故郷・愛媛に帰るというストーリーである。内容は本当にそれだけである。でも最後まで心地よく魅せてしまうのは、やはり小津作品に多大な影響を受けるアルタミラ製作だからだろう。それと押尾コータローの奏でるテーマ曲「木もれ陽」の素晴らしさも忘れ難い。磯村監督は精力的に色々なテーマの作品を撮っているが、やはり本作と「がんばっていきまっしょい」の出来が突出している。また、父親役の大杉漣も明らかに笠智衆をなぞっていて(笑)、娘が結婚を告白する場面などは本当に小津ワールドを醸し出していた。意外なところでは、石原さとみが結構重要な役で出てくる。まだ石神国子と名乗っていたころだが、今や東映のエースとされる女優が、東宝の看板でメジャーデビューしていたことは興味深い。瀬戸内海の島々はみな美しく、景色も何だか懐かしい。せわしない毎日を生きている人たちにぜひ観てもらいたい、マイナスイオンたっぷりの秀作である。
ありふれた景色だが、とても美しい(再発見)
瀬戸内海出身者として見ると ・ありふれた景色だが、とても美しい(再発見) ・俳優さんがなんとか愛媛弁を話しているが、ちょっと不自然で無理してるかなあ ・舞台になった学校の民宿は、本当に民宿になっているので、一度泊まってみたくなる ・鶴姫伝説・・・恥ずかしながら知りませんでした ストーリーは微妙です。純朴な子供の頃を振り返るというのがテーマなんでしょうか。押尾コータローの演奏はまずまずかなあ。
物思いにふける大杉漣が印象的
この映画は瀬戸内の美しい風景と押尾コータローの美しいギターのメロディでゆっくり時間の流れる生活を坦々と描いているが、何といっても最も印象的なのは大杉漣が海を見ながら物思いにふける姿だ。このシーンは映画のオープニングからエンディングまで何度もでてくるが、そのたびに父親の心情が溢れているようで素晴らしい立ち姿だと思う(これだけで大杉漣を起用したことは正解)。 結婚をすることを伝えに実家に帰った久里子(木村佳乃)は、父親にそのことが告げられない。島でゆっくりとした時間の流れの中で生活するにつれ、小学生の頃の初恋の相手との約束を思い出し、その相手を探しに出る(何故、初恋の相手を探したくなったかの説明が不足している感はあるが)。過去の自分探しのスト−リーが美しい瀬戸内の自然を背景に描かれる。 初恋の相手との再会を父への結婚を告げる礎にしたいような久里子の心情が静に伝わる。それを受けてか父の娘を思う気持ちが、瀬戸内の海を眺めてたたずむ姿に現れているように思えてしかたがない。 昔、瀬戸内で過ごした私は、この映画を観てあわただしい都会から離れて、ゆっくりと時間の流れる彼の地で自分を見つめなおしたい気持ちに駆られてしまった。そんな心の洗われる作品といえるだろう。 ところでこの映画、メジャーデビュー前の石原さとみ(この映画のあと「わたしのグランパ」に主演)が姿を見せ、なんと久里子の小学生時代の役を森田彩華(ドラマ「ダンドリ」に出演)が出演する等、今をトキメク若手?を起用しているところはこの映画の別の魅力か。
ゆっくりと時間が流れる、気持ち安らぐ映画
「がんばっていきまっしょい」の磯村一路監督が再び愛媛を舞台に描いた作品。 非常にゆっくりとまったりと時間が流れ、見るものを郷愁にいざなう。 起承転結、特に転、やテンポ・スピードを求める人には向かない作品。 p 石神国子として石原さとみが出演、水上隆司の妹役。
日本から失われつつある最後の灯火
「お父さん、私、結婚します」 p 東京から帰ってきた娘が、故郷の父親にこの一言を発するまでの過程を丹念に描く、非常に「日本的」といえる作品です。このようなテーマがひとつの物語として成立し得る舞台は、現代日本においてはもはや希少な存在です。本作品の舞台である瀬戸内海の島々は間違いなくその数少ない中のひとつであり、島々の時が止まったかのような風景、そこで暮らす人々の朴訥さからは、日本から失われつつある最後の灯火のような美をしっかり感じることができます。 主人公が幼少の頃の思い出をトレースしていく姿は、特に故郷から離れて生活している方にとっては強く心を揺さぶるものでしょう。故郷の匂いを忘れつつありそうな方に是非ご覧頂きたい作品です。
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【くちコミ情報】
全然駄目駄目、ではないのだけれど…
意外なストーリー展開で引きつけるとか、痛快なビジュアルで楽しませてくれるといった作品ではなく、 「どことなく、なんとな〜くなよさげな雰囲気」みたいなものを楽しむ作品なのでしょうが、その雰囲気も悪くはないんだけど、そんなに独特でも ないよね…というかんじでした。 ギャグ的な要素を褒めている方がいらっしゃいましたが、残念ながら私にはぜんぜん響いてこずほとんど笑えませんでした。 ただ荒川良々さんは本領なのであろうエキセントリックな役柄(彼にとってはこういうのが本領なのでしょうか?) を怪演していたので、星ふたつとしました。
ほらっ 全然大丈夫っしょ
脱力系映画と言ってしまえば・・・だけど、 あわてると、早く早くと思うが故に 数十倍もへまを拡大するお姉さん。 (昔ジェリールイスってコメディアンいたなぁ) 自分のあほさかげんを まったく理解できていない男。 顔のあざを気にしている修復士。 とにかく必要以上にいい男。 それぞれの間がいい。 笑える。 ^^ 「全然大丈夫って何が大丈夫なものか」と 見ていると、「ほらね ^^ 全然大丈夫だろっ」 と笑い飛ばす映画でした。
日本人ならコレ観ようよ
素直に良かったです。 何度観ても微笑ましい。 登場人物がことごとく良い。 無駄なシーンがほとんど無い。 ユル〜いの結構好きって方には最適。 余計な力が入ってないし、脱力感が素晴らしい。 ラストシーンだけが唯一、何か納得いかなかったけど・・・ 続編希望です。 この後の続きが観たいので このメンツで「全然平気」を作ってほしい。
全然大丈夫に生きるには
非常に通俗的には、今の時代を若者が生き抜くには、友達、手に職、そして微妙なコダワリが必要。というか、これが揃っていれば、全然大丈夫ということでしょうか。そういうことを言っている映画のような気がします。憩うために必要な3拍子。 それがないんで、蟹江啓三は家出してしまうが(親父さんなので若者ではないが)、最後にはなんとなく条件が充たされた様子なので、”多分、大丈夫”ぐらいにはなっているんでしょうね。よかった。 この3条件が充たせないと大丈夫じゃないので、友達とコダワリはなんとかなるとして、家作がない身としては手に職をつけなきゃと思ってしまいましたね。若者じゃないので今更ですが。 映画的には、緩いコメディ基調の楽しい映画です。ギャグも、「転々」とかのテイストが好きな人にはいい感じでしょう。 楽しんだ映画ですが、荒川良々の出番がもっと多いと5つでした。舞妓Haaanの阿部サダヲくらい、良々をもっとたっぷりでお願いしたいのです。
全然いい!!
なんなんしょ、この荒川良々さんって方は...。 とんでもない個性&才能の持ち主です。 良々ワールド炸裂です!! ところどころ思わず声が漏れてしまう笑いが散りばめられています。 笑いたくてゆるくなりたい方は是非ご覧になって憩って下さい。 脇を固める個性派陣も言うことなしです。 不器用で冴えない、まるでだめ子な木村佳乃さん色んな意味で素敵でした。 良佳コンビでの2ショットはなんとも言えない妙な絵でした。 ココリコ田中直樹さんはもはや完全に役者ですね。鳥居みゆきさんもちょい役で出てます。 獅子丸、小糸チクワ、木下あかり...
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【くちコミ情報】
良い映画です
10年後に見ても全く古さがない映画でしょう。また、きっと観る年齢で面白さが違うでしょ う。そういう意味でも大人の映画といえます。商品としてDVDで保有するのに向いていると思い ます。津川雅彦の初監督作品ですが、さすが超ベテラン俳優、余裕の演出だと思います。もう 少しスピーディーでも良かったのではないかと思わないでもないですが、そこは大きな傷には なっていません。劇場でもし観ていたら、泣いたのではないかと思ってしまいました。そうい う良い空気感が出ていると思います。 私は、このDVDを観て自分の死について実に色々考えました。こんな寝ずの番をしてくれる人 がいてくれる幸福な人たちにあやかりたくなりますね。
映像と原作の幸福なコラボレーション
内容はほぼ同じなんですが、こちらを見られる前に原作を一読されると、なお楽しめます。 モデルは故・笑福亭松鶴師匠とそのお弟子さんたちらしいですが(笹野高史さんの演じた兄弟子の元ネタは鶴瓶さんだとか)まさに「おもろうて、やがて哀しき」という感じ。 子供が寝ているか外に遊びに行っている間にごゆっくりご覧下さい。
寝ずの番×3
マキノ雅彦第1回監督作品。マキノ雅彦とは、“日本映画の父”牧野省三(マキノ省三)を祖父に、生涯に261本の映画を監督したマキノ雅弘を叔父に持つ俳優、津川雅彦のこと。 原作は一昨年に亡くなった中島らもの同名小説。 監督の実兄である長門裕之が、上方落語の重鎮、笑満亭橋鶴役で出演している。 その橋鶴が、危篤状態になるところから物語が始まる。 弟子達は、師匠の最後の望みを叶えてあげようとするが、あろうことか、その最後の願いを聞き間違えたことから、ひと騒動が持ち上がる。 でもその後が本番。師匠が亡くなり、通夜が執り行われる。一晩中、寝ないで死体の番をする、それが『寝ずの番』らしい。 橋鶴のかみさんである志津子ねえさん(富司純子)と息子でやはり落語家の橋弥(岸辺一徳)、弟子の橋次(笹野高史)、橋太(中井貴一)とその女房(木村佳乃)、橋枝(木下ほうか)、橋七(田中章)とその女房(真由子(津川雅彦の娘))、落語作家(石田太郎)、よくわからない親戚の一般人(蛭子能収)らが、酒を飲みながら、師匠の思い出話に花を咲かせる。 最初の聞き間違いからして、この思い出話ももちろん、全編もう下ネタのオン・パレード。ビジュアル的にはエッチなシーンはないけれど、テレビでは放映できないんじゃないかしら。放送禁止用語の『ピー、ピー』ばっかりで、意味がわからなくなるでしょう。だからテレビでは観られないかも知れません。 で、一つひとつの思い出話が、おもしろい。流石上方の落語家。生活全てが落語的。話す方も落語家(もちろん本当は俳優だけど)だから、全ての話にオチがある。気持ちいい。僕も関西育ちなので、オチがない話は嫌いだ。 寝ずの番は1回で終わりではない。その後も2回、都合3回、寝ずの番が繰り返される。 そして、話すほどに、エスカレートしていく思い出話に歌に踊り。 よく画面を見ていると、いや、それほどよく見ていなくても、変なことが起きている。どれもこれも笑いの連続。 笑って楽しむエンターテイメント作品です。自分もこういう通夜に同席したい。自分の通夜は遠慮したいが……。
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大正時代、磐井財閥の御曹司・優一郎(豊川悦司)の元へ嫁いだ明子(長谷川京子)は、女学校時代の旧友・清子(木村佳乃)を夫に紹介し、秘書として雇うことに。しかし清子は優一郎の愛人となって子を身ごもり、やがて明子は家を追い出されてしまうのだが……。 岩井志麻子の同名小説を『突入せよ!「あさま山荘」事件』などの原田眞人監督が自由な解釈で映像化した傑作大正浪漫。もともとWOWOWの「ドラマw」枠で企画されたものだが、原田監督はあくまでも映画としてこれを演出し、テレビ放映後、劇場公開にこぎつけた。階段というアイテムを巧みに用いてふたりの女の生き様を活写。明子は階段を上る描写ばかりで、絶対に下らない。また大正期の映画制作事情など、原田監督ならではの視点も上手く盛り込まれている。クライマックスの関東大震災とその後の実験的処理も鮮やか。ふたりのヒロインも好演だが、豊川の俳優としての成熟ぶりにも改めて驚く。(増當竜也)
【くちコミ情報】
豊穣
岩井文学の生臭さを、原田監督が映像化で中和…とっとと観ておくべき。 まず、男のズルさ云々というレビューが目立ちましたが。 愛人にする女に男装させてゴルフ指南。もと妻にハイヒール履かせてウォーキングレッスン。 トヨエツがやると説得力あります。ラストは女たちばかり元気で、しなびちゃう(笑)。 旧家には妻妾同居も在り得たのでしょう。周囲に、こういう境遇の本妻はいました。 ハセキョの着物姿、たてわくがよく出てきますが、玄人ぽい柄は気になりました。 朝餉の玉子伺いは、想像もつかない世界だったのでドキドキ。 サニーサイドアップだの、出し巻きだの…寝乱れた浴衣のまま床から這い出す……。 関東大震災はとってつけたような感じだけど…境遇も自立を促したんですね。 得点映像で驚いたのは、8000万の制作費で撮影期間20日! フランクロイドライト設計の屋敷と役者陣が、そんなの、みじんも感じさせません。
大正の薫りたつ映画
長谷川京子という女優を発見した、といえる作品だと思います。2人の女性が生き生きと描かれ、背景となっている大正時代はとても雰囲気があって優雅です。短い製作期間でも現存する建物を使ってリアリティを追求したという監督の意気込みが感じられる作品となっています。原作の岩井氏もちょこっと出演していてご愛嬌。
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津川雅彦のレベルの低さがわかった
私は下ネタもシュールなものもマニアックなことも大好きです。 しかしこの作品を、粋だ、風流だ、人情話で面白い、なんて言ってる人達は申し訳ないが通ぶってるようにしか思えない。あの豪華キャストをもってしても評価を与えるまでもない作品だと思う。 こんなもの高いレベルの笑いでもなんでもない。奥深さも何もない。下品という表現ももったいないくらいの日本映画の恥である。終盤に差し掛かって飽きてきて憤りさえ感じるカスです。 本当は無星にしたかったのだが最低一つはつけないといけないので、仕方なしの一つ星です。
レビュー少な。
ちょっと待ってこのレビューの少なさ。現時点で十数件って。 知名度の低さは21時からテレビ放映できないあたりがネックですか。 生き死にを笑える名作、踊る屍に笑った泣いた、ってとこですか。 生きることは恥ずかしいことだ。直視するかどうか、そんだけ。
DVDでしか見れません
チ〇ポ、オ〇コと、とてもじゃないが地上波の映画番組では(BS、CSでも難しいだろう)放送できないような台詞が飛びかうのだが、全く下品に感じない。 むしろ粋で艶な、まさしく大人の艶笑エンターテイメント。 咄家、そしてお座敷だからこその世界である。 エピソードの殆どは六代目笑福亭松鶴氏のもので、自分もかつて関西のラジオやテレビで聞いた事のある話ばかりなのだけど、今まで、どうしてこんな痛快なストーリーを映画化しなかったのか不思議だ。 原作が中島らもとはいえ、それに目をつけた津川(マキノ)雅弘はさすが。 加えて、小技を効果的に多用し、お通夜という彼岸性を色濃く反映させた演出もいい。 富司純子がなんたって上手い! 醸し出すようか大人の色気。木村佳乃は可も無く不可も無し。土屋久美子と真由子は中々存在感を出していた。
下品じゃない
見終わって、この映画は合う人と合わない人がいるんだろうなと思いました。 私は素直に楽しめました。 中井貴一、岸辺一徳ら男性陣の熱演もあったが、自分の印象に残ったのは木村佳乃をはじめとする女性たち。 彼女らも一緒になって下ネタ合戦を繰り広げるわけで、やっていることは確かに下品なんだがそれをまったく感じさせず、むしろほのぼのとした雰囲気を醸し出していた。 自分が死んだ時にこんな「寝ずの番」をしてほしいなとも思った。
NO.147「ね」のつく元気になった邦画2
<元気コメント> 勘違い、そそっかしいも、悪ノリも、罪がなければ、笑いネタなり。
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