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腐海(ふかい)と呼ばれる毒の森とそこに棲む蟲(むし)たちに支配された世界。辺境の王国・風の谷には、自然を愛で、蟲とすら心を通わせる少女ナウシカがいた。腐海を焼き蟲を滅ぼそうとする大国の争いに巻き込まれながらもナウシカは、人を愛するのと同様に蟲たちをも愛そうとする…。
アニメ誌に連載していた自らの漫画を原作に、宮崎駿が監督を務めた劇場用長編アニメ。母の優しさと獣の荒々しさを兼ね備えたヒロイン、おぞましくもどこかしら哀しさを感じさせる蟲という存在、あるときは風に乗りあるときは雲を割いて空を駆ける飛行機械など、それまでの宮崎作品の集大成にしてその後の原点と呼べるような1本だ。音楽を久石譲が手がけて「宮崎×久石」の黄金コンビが生まれるきっかけともなったが、そのテーマ曲も美しいことこの上ない。
巨大な王蟲(オーム)の群れが暴走するクライマックス、そしてナウシカの純粋な魂が胸を締めつけるラストシーンは圧巻。日本のアニメ史上にさん然たる金字塔をうちたてた作品である。(安川正吾)
【くちコミ情報】
宮崎駿監督といえばやはり「ナウシカ」
当時はまだ「宮崎駿」の名も万人には知られてなかったし、 スタジオジブリも創設されてなかったんじゃないかな。 あの頃、アニメーションであんな壮大なテーマをもった作品は他にはないだろ? 自然と科学文明の対立、文明の破壊と再生、自然破壊、環境問題、紛争、戦争 への批判etc・・・ 他のジブリ作品とは一線を画す、宮崎駿監督作品の中では群を抜いていると思う。
うーん
漫画を見てから、これをみると正直 「原作レイプ」としか思えない。別物。 いかに原作者といえどもやっちゃいけないレベル。 人物も薄っぺらいし、メッセージ性もありきたりで鼻につく。 第一アニメ制作時、原作は途中ではあったがナウシカはあんな安っぽい正義娘に設定されていない。 漫画は間違いなく名作だが、アニメは凡作。 未来少年コナンやルパン三世カリオストロの城なども含めた宮崎監督のアニメの中のみで比較すれば、最低の駄作と言っていい。なぜこれを最高という人が言うのかわからない。 漫画が完結した今、もう一度作り直して欲しいというのが偽らざる本音です。
考えさせられるものがあります。
この作品には他のジブリ作品よりもメッセージ性があると思います。人間によって作られた腐海に脅威を感じながら暮らす人々と蟲との壮絶なストーリーは、ただ見て面白いと思うだけではなく、見た人が考えさせられることがあります。自分の中で3本の指に入る映画です。とても素晴らしい映画だと思います。ぜひ見て欲しい1本です。
独創的な世界観とはっきりしたメッセージ
この映画で一番感銘を受けたのは、宮崎監督の発想の豊さである。 腐海という菌類の世界、巨大な蟲たちやその動き、王蟲という巨大な生物とその生態、巨神兵とい う不気味な生物、空を飛ぶ巨大な飛空船...。こうした、極めて独創性の高いものが、当時のアニメ ーションの常識からいえば、圧倒的な精巧さで描かれている。 メーヴェという乗り物も斬新だ。 こうした発想ができる人間というのは稀有だろう。 ナウシカがあまりにも理想的に、強く、優しく、自己犠牲的に、聡明に、かっこよく描かれている ことには、やや違和感を感じないでもないが、この映画は優れた点の方が非常に多い。 この映画は、人間が世界を汚してしまったという考え方と、反戦的な考え方に貫かれている。それ に賛同する人も賛同しない人もいるかもしれない(個人的にはそこにはかなりの程度賛同する)が、 メッセージとして非常にはっきりしていてわかりやすい。また、この世界の世界観が確立されている とともに、ストーリーもたいへんわかりやすい。最近の「ハウルの動く城」や「崖の上のポニョ」な どの、支離滅裂で破たんしたストーリーには耐えがたさを感じるが、それと比較したとき、ナウシカ ははるかに完成度が高かったんだなあと改めて思わされる。 ナウシカは、特に映画の前半、心の中の声でいろいろつぶやくが、これが、観客に向かって、この 世界を非常にわかりやすく説明することになっている。これにより、観客はこの世界がどんな世界で あるかを理解できる。近年の宮崎映画は観客そっちのけで、こういうことは全くしてくれないが、こ れは観客に寄り添った素晴らしい配慮であろう。 今でも、圧倒的な独創性と発想力を失っていない宮崎監督には、近年の支離滅裂な映画でなく、こ の映画のように優れたストーリーを持つ映画を再び作ってほしいと思う。
怖くない・・・
印象的なのは、テトとの初対面のシーン。 「ほら、怖くない…。怯えてただけなんだよね。」 (だっけ?) このシーンの思想が最後まで貫かれてる気がします。 自分が傷つくことを恐れずに、心を開き、相手を受け入れること。 なかなかできないよな〜。。 弱い人、いや、普通の人は、自分が傷つくことを恐れ、それを避けるために、本位ではないけど周りを傷つけてしまう。 「あなたは何に怯えているの?」 人はいつも、自分中心に世界を捉えてしまい、自分中心に世界をねじ曲げてしまう。 でも、「自分」はより「大いなるもの」の一部だ。 その世界の中で互いに関係しながら生きている。 人が住めない腐海が、大いなる地球の浄化作用として機能していた事実。 しかし、怯え、恐れ、忌むべき対象である腐海や蟲の本当の姿を、人は見ることなく、互いに傷つけ合ってしまう。。 「曇りなき眼」で見ねばw 恐れず、見つめ、心を開くこと。 それがナウシカの強さ、青き衣をまといて金色の野に降りたつ者の強さなんでしょうね。 まずは、構えて壁を作らないこと、からかな。 これは今更ながら原作を読まねば。。
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カスタマーレビュー数:230
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高校2年生の紺野真琴(声・仲里依紗)はある夏の土曜日の実験室で不思議な体験をし、それ以来時間を跳躍するタイムリープの力を身につけてしまう。はじめはそれを巧みに利用して日々を楽しんでいた彼女だが、仲良しの同級生・千昭(声・石田卓也)から告白され、それを強引になかったことにしようと時を遡ったときから、運命の歯車が狂い始めていく…。 筒井康隆原作、というよりもそれを原作にした大林宣彦監督による実写映画版のその後といったテイストで、俊英・細田守監督がまったく新たな発想で描く傑作SFジュヴナイル・アニメーション映画。プリンを何度も食べたり、テストの成績を上げたりと、せこいことばかりにタイムリープを利用していたヒロインが、やがて己の恋心から逃れようとすればするほど事態が悪化していく皮肉さ、しかしそれを自らの力で打破しようとうする前向きな行動力など、至るところにヒロインの快活さが満ちあふれており、それはまさに現代の“時をかける少女”と呼ぶにふさわしい。原作のヒロイン芳山和子(声・原沙知絵)が叔母として登場し、さりげなく2代目をサポートする構えも嬉しい。何度も記すが、必見の傑作。(増當竜也)
【くちコミ情報】
終わったあともう一度観たくなる
完成度の高い青春SF恋愛アニメ。 背景の一つ一つが自然に美しく描かれていて 人物設定やセリフにも殆ど違和感がない。 夏の風景(学校・制服・球場・土手 etc…)が、 物語全体を演出していて切なくなる。 笑いからシリアスへの展開が非常に上手く 綿密にストーリー構成されているのが分かる。 踏切、絵、標識は物語で重要なキーポイント。 流れる音楽もみんな素敵で印象的。 終わったあと良い余韻が残るステキな作品。 エンディングの歌は奥華子さんです♪
ちょっと原作に縛られすぎかな
一世を風靡した「ときかけ」こと、『時をかける少女』のアニメ版。 色んな人の評判から観る前からハードルが高くなりまくりで、 並みの映画だったら、アボ〜ン……となりかねなかった。 でも、見事そのハードルを楽々クリアしてくれたよ、 「ときかけ」は。 まず作画。 『エヴァンゲリオン』のキャラデである貞本義行がデザインした、 主人公や脇のキャラのバランスが実に良い。 髪も黒髪のショートで、一見パッとしない主人公なのだが、 周りの男女に囲まれると非常に輝いて見える。 女らしくないのが、逆に思春期の女のコらしくて、 瑞々しい印象を受ける。 また、主人公には妹もいて、こちらはふつうの妹キャラ、 いや萌キャラで、主人公の対比でどちらも存在感があった。 画自体も、さすがに劇場作品。 隅々まで作画監督の手が入っていて、 どこかのTVアニメのように、え…?となることがなかった。 次に、脚本。 アニメを手掛けるのは初だという、奥寺佐渡子が手掛けた。 『学校の怪談』シリーズなどの脚本も担当しており、 思春期の不安定さを書かせたら、やっぱりうまかった。 王道タイムトラベルドラマ+『時をかける少女』らしさが、程よく融合していた。 最後に演出。 こういう映画を観ると、 映画って監督のものだという意識にさせられる。 人物のちょっとした仕草。 例えば主人公の妹が甘えて、主人公の袖を引っ張るところなんか、 キャラクターの特徴も出て、良い演出だと思った。 あとは、主人公が走ったり、 タイムリープを色々試すところなんかは、 やっぱりキャラが輝いている。 画面のパースの取り方なんかにも、 工夫が感じられたし。 ……とはいえ、不満がないわけでもない。 と言っても、このレベルの映画だから、 個人的な好き嫌いになってしまうけど。(汗) それは、あまりにも『時をかける少女』シリーズに 縛られすぎではないかってこと。 クライマックスまでは盛り上がったんだけど、 だからこそ、その後が読めてしまい興ざめしてしまった。 どうもキャラクターが、シリーズの中だけで芝居をしてるように感じ、 画面から出てくるようなリアリティを得られてないような気がする。 感動はするけど、この映画の世界の中に入りたいとか、 このキャラクターが現実に居て欲しいとかは、感じなかった。 この映画が完全なオリジナルであれば、そう出来たのかもしれないけど、 その辺は原作に忠実になってしまい、 既に原作や映画などの色んなカタチで触れてる僕としては、 「ああ〜あのシーンね」などと考えてしまい、リアリティが薄れてしまった。 そこが残念だったけど、好きな映画なのは間違いないです。
あの名作実写版の感動を期待してるとがっかりさせられます・・
見終わったときは、それなりに時間旅行(実写の旧作ではたしかタイムトラベルと 呼んでましたが、今回のタイム”リープ”ってのは単語の認知度の点からもイマイチの命名なのでは?)の 妙は楽しめたし、いまどきの高校生ってこんなかんじなのねというちょっとした勉強には なった気もしましたが、それ以上のものではありませんでした。 ノスタルジーにひたるつもりもありませんが、大林監督の尾道三部作のひとつとして名画の殿堂入りを果たして(?)久しい かの名作とは比べるべくもありません。 絵柄なども含め、今ふうのライトなかんじを狙っているのかもしれませんが、 そうだとしてもキャラクター設定や心理描写はあまりに軽く薄っぺらなかんじで、 単にトシのせいではなく全然感情移入できませんでした。 青春時代に何度も繰り返し見た実写版を久しぶりに見てみたくなっちゃいました・・・。 (追記:この監督の評価は、各方面で絶賛されている「サマーウォーズ」も見てから決めようと思っています)
名作。
今更ですが、この作品は本当にオススメです。 声優さんの声の感じが妙に今の高校生っぽい。まことにそっくりの女の子が知り合いにいて妙にニヤニヤします(笑 理系文系選択や、黒板の内容、大学の偏差値表など……リアルなんです。まぁ僕の場合はですけどね 時をかける少女だからこそ「時は待ってくれない」ことが痛感できる、話の流れも大好きです アニメに偏見持ってる子がいたらまずこれを見せます エンディングも染みる……
思ってたより面白かった!
ステキな家、ステキな街、ステキな学校、ステキな風景。 人物の絵は結構適当な感じなのに。そのギャップが妙にリアリティを感じさせる。 なんだか幸せなパラレルワールドみたい。 最後のセリフに「えーーーー!」ってなった。 なんだか涙が出そうです。
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【くちコミ情報】
子供向け映画で片付けるのはもったいない
日本でも劇場に絶える全編CG童話がやっと出来た。 が、本編でも番宣ポスターでもそうなのだがホッタラケの街並みがカラフルすぎて登場人物が 埋没してしまっていた。もう少し背景の彩度を落とした方が見やすかったかな。 また物語を引っ張る島の住人テオはキツネなので眉毛がない。 番宣ポスターからは子供受けしないだろうと思っていたが、やはりそうなった。 子供には表情を読みづらかったんだと思う。 日常で番宣はほとんど目にしたことがなかったので露出が少なすぎたのも観客動員伸びなかった原因かな。 ドキドキ、ハラハラのテンポが良くてお話が面白かっただけに見て貰えないのは非常にもったいない。 声を充てていた俳優声優陣の芝居は非常に良かった。 主人公役の綾瀬はるか嬢しかり沢城嬢しかり、母親役の戸田さんなんか暖かい語り口でとても好感が持てた。 で、家弓さんは野心的で異常な悪役やらせると神でした。(登場が強烈) 見終わったら子供にソラで語れる昔話の一つでも覚えよう。 …なんて、そんな気にさせるお話です。
日本アカデミー賞優秀作品賞受賞
予想通り日本アカデミー賞を受賞しました。 公開タイミングが悪く(夏休みの終わり8月下旬公開)、大ヒットしなかったようですが、この映画2009年のベストです。 映像も素晴らしく、ストーリーも良い。 舞台となった埼玉県入間市では、ロケ地巡りの人々で盛り上がっているそうです。 やはりBDでの購入がお勧めです。
楽しみ
映画見に行ってBD出たら買おうと思ってました。 とにかく映像が凝ってて凄いので、それだけでも見る価値あり。 話の内容は決してつまらなくはないですが、 何処が良いかと聞かれると説明しづらい感じなので、 そこで損してる感じはあります。 メインの登場人物にもう一人ぐらい人間が居ればもっと良かったかな。 BD版はこれはちょっと買いづらいパッケージですね…。 買うのは女子校生目当ての奴ぐらいだろうと開き直ってしまったのかな。 同時期のサマーウォーズの影に隠れた感じはありますが、 3Dアニメはこれからもっと伸びていくと思うのでがんばって欲しい所です。
今から楽しみです!
日本発の3DCGアニメーションの歴史に残る作品なのでは? と思っています〜!DVDよりブルーレイで見たい作品です
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カスタマーレビュー数:359
【Amazon.co.jp】
わがままで無気力、どこにでもいるような現代っ子の千尋は、引越しの途中で、不思議な町に迷い込む。謎の少年ハクに手引きされ、八百万の神様たちが入浴しに来る「油屋(ゆや)」で「千」と呼ばれながら働くことになった千尋。さまざまな体験や冒険をとおして、少女は「生きる力」を取り戻していく…。 宮崎駿監督が、友人の10歳の少女に見せたいという思いから作り上げたこの『千と千尋の神隠し』。2001年夏に公開されるや、批評家筋からの高い評価と多くの観客からの支持を得て、それまでの国内映画興行記録を全て塗り替える大ヒットとなった。さらに、2002年のベルリン国際映画祭でも、グランプリにあたる「金熊賞」をアニメ作品としてはじめて受賞。全世界で、大きなセンセーションを巻き起こした。 『となりのトトロ』を彷彿とさせる「日本人の原風景」を美しく表現しながら、『もののけ姫』に負けずとも劣らない深いテーマ性を、『魔女の宅急便』のようなわかりやすくケレン味あふれる物語で展開したこの作品は、「硬」と「軟」という宮崎監督の2面性がほどよくミックスされ、宮崎駿作品の集大成と言える出来栄え。さらに、監督本人が「今回は若い人たちに大いに助けてもらった」と語っているように、従来の宮崎作品にはなかった「最近のアニメ」的要素が、脇役キャラの動かし方などの部分に感じられるのも意外な魅力となっている。 単なる一過性のヒットものではなく、長年にわたって称えられ続けるであろう傑作だ。(安川正吾)
【くちコミ情報】
うーん・・・
作品の内容自体は宮崎アニメの中でも好きなほうです。 しかし。しかし! どう見ても赤っぽい! 誰が見てもそう思うはずです。 マスターの問題なのか、そうでないのかはわかりませんが、 映画館ではそのような違和感を感じなかったので、 製品にする際の何らかの問題だと思います。 何度見ても、う〜ん・・・。赤い!と思うんですよね。 残念です。
SFファンタージーとしての完成度は高い
確かに赤い。一目で分かる。だとしても買ってしまった。。。初期予約にはトランプまで付いていた。買ったのはトランプ目当てではなく、ジブリ作品として置いておきたい一つだからだ。しかし製作会社も失敗を認めると、会社として大変なことになる。トヨタのリコールのように、最初は「お客様の感じ方次第なので」ということにしておきたいものである。 さて、ファンタージーとしてのこの作品は、「魔女の宅急便」よりも完成度が高い。神が接待される旅館だか料亭だかわからない所に、突然現代の人間の女の子が働くことになる、という設定がまず意表をつく。そして、食欲におぼれて豚にされてしまった両親を、最後には自分の手で取り戻し、何事もなかったかのように元の世界に戻る。SFファンタージーとしても面白い着想であり、子どもも大人も楽しめる作品に仕上がっている。
残念です。
ジブリは大好きです。ただそれはもののけ姫まで、と感じてしまうことが残念。 千と千尋もその幻想的かつ神秘的な雰囲気は大好きでした、ハクや周囲の人に支えられながら辛い状況でもたくましく生活する千尋の姿に心打たれもしました。 ただ話がクライマックスに向うにつれ、『?』がつのるのです。もののけ姫までの作品では興奮が徐々に高まってピークに達し、最後にそれがフワッと開放できるというお決りでもかかせない感覚を味えたのに今回は… 高まった興奮が途中で置いてけぼり?中盤から下降線をたどります。 なぜ世間の評価はこんなにも好評なのに自分は楽しめなかったか。 実は他の方のレビューを拝見したところ、その人なりにこの映画の解説をしたものが幾つかあり、監督の意図したところが分かった気がしました。 監督が自分の作品に世の中に向けた大きなメッセージを含ませているらしいことも分かりました。 ただ… あるレビューにそのメッセージが分からない人に見る価値なしファンの価値なしという記述が… エンターテイメントってそんなものですか?正直そのメッセージとやらを、解釈は無限としても、納得のいく形で理解した人が果たしてどれだけいるのか。 私は楽しみたくて見ましたが、少なくとも楽しみながらそのメッセージを汲み取ることはできません。 メッセージを入れるなと言っているのではない。話の流れとして心の中に入り込んでくるならいい。分かる人にだけ潜ませる程度ならいい。私にはそのメッセージが表に出過ぎ、娯楽の部分を覆い隠しているように思えてなりません。 最近のジブリの評価がイマイチなのはメッセージ性の暴走が絡んでいるのでは、と感じる。 これが監督の意図であるならエンタとしてではなく問題啓発映画と銘打って欲しい。それなら頭脳をフル回転させよう。疲れるけどね、そんなの。 見た後にスッキリ心が晴れるジブリが私は好きです
誰も考えつかないファンタジー
宮崎監督作品は奧が深く、表面的には楽しい、懐かしい、不思議な映画で、本当の意味やストーリーは、歴史や人間の感情、人生の意味を深く表している気がします。 私の感想は一言だと、千と千尋の神隠しという名だけあって、この世で起きる神隠しの先を宮崎ワールドで描いていて、あの場所は地獄でも天国でもない、神様が集まるこの世ではない世界。そして、無事に帰れる者はいない。ハクが助けなければ動物にされていた。 それじゃつまらないから最後はハッピーエンドって感じですかね。
純粋に面白いと思った
賛否両論あるようですが、私は純粋に面白いと思いました。 八百万の神々が湯治に来る温泉旅館、海の中を走る鉄道、その窓から見える不思議な風景、カントリー調の銭婆の家など、すべて行ってみたいなと思わせるようなところばかりです。 あの温泉旅館で働くのも楽しそう。泊まれればいちばん良いけれど。 赤いのは別に気になりませんでした。 今に始まったことではないが、声優は下手です。沢口靖子(俳優としても大根)のお母さんは特にひどい。出番が少なくてまあよかった。
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【くちコミ情報】
秒速5センチメートル
こんな結末、理不尽。 でも、作品の美しさは尋常じゃないです。 ぜひブルーレイでお手に取ってください。
はっきり言って気持ち悪いんです…
ネタバレを含みます。新海さんの作品は、「ほしのこえ」「雲のむこう、約束の場所」 そしてこの「秒速5センチメートル」3作全て見ましたが、総括して、はっきり言って気持ち悪いです。本当に映像は美麗で、それだけで見る価値は十二分にあるのですが、ストーリーは全て「時間が恋する二人を引き裂く」 そして「ほしのこえ」はハッピーエンドですが(多分…)他2作は端的に言ってしまえば 「最終的に主人公が失恋を引きずって、『やれやれ』と独り感傷に浸る」 みたいな感じです。 それが新海誠さんの作品殆どでそうなのですから、作者と主人公は必ずしも一致しないとはいえ、明らかに新海さんのナルシシズムと考えてしまい、大変気持ち悪いです。別にバッドエンド嫌いな訳ではなく。なんというか、悲しい話を必要以上に美しく描いた末に 「な?純愛だろ?俺こんなん胸の内に秘めちゃってんのよ〜はぁ…もうイヤになるよ(ホントに俺ってどこまでも繊細!)」みたいなことを言われた気分になるから新海誠さんの作品は好きになれないんだと思います。
ブルーレイで視聴するのにこれほど相応しいアニメーションも他にない。
激高のクオリティで魅せる3本の短編アニメーション。新海監督作品。 DVDで観るよりもブルーレイで視聴したほうがいい!と敢えて強調するような作品は実際は少ない。 それが、ブルーレイがイマイチ大衆に普及していかない理由のひとつでもあると思うのだが、この作品に限っては別。 本当にブルーレイで視聴すべき価値ある数少ない作品だ! 遠野貴樹と篠原明里。 短くとも真剣に愛し合った2人。でも引き離される。時間の流れは留まる事を知らない。 最後の別れの一日。初めてのキス。 もし・・・もっと早く・・引き離される以前の小学生時代の2人が何度もキスを交わしていた関係だったら・・・・ 静かに降り積もった雪の量と同じだけ2人の想いが積もって、明里の家の一室で13歳の2人が初めて結ばれたとしても不思議ではなかった。 でもたとえ結ばれていたとしても「2人の離別」は変えられず、会えぬまま積み重なる時間が 2人の心を押し流してしまった可能性は高い。 心は確かに結ばれていた2人。が、その証拠は現在においては「過去の思い出の中」に求めるしかなく、 明里の手元に残った貴樹に渡せなかった手紙ですらも「過去の遺物」でしかない。 2人は別の道を歩き、それぞれが別々に幸せを求めて彷徨うことになった。 が、悲しいのは2人が別々の道で幸せを掴んだら、それが「2人が結ばれなかった事実の上に成り立ってしまう」ということだ。 結ばれない2人がなぜ出会い、真剣に愛し合えたのかの答えは出ない。 出会いって「お祭り」に似たものかもしれない。 祭りの最中には多くの人がアチコチから集まって、賑やかで、楽しいが・・・・ 祭りが終わればそれぞれの場所へと還っていく。 その繰り返し。 年代を経て30代・40代・50代の年齢のときに振り返って視聴したら、 またきっと以前に視聴したときとは異なる感情が生まれるのではないか・・・・・、 そんな期待と怖さにも似た感情を生み出す作品はザラにないよ。
初恋の呪い、あるいは祝福
多くの男性は、たとえ何人と付き合っても、初恋の女性のことは 心の奥に大切にしまっていることでしょう。 恐らくは、想いを十分伝えらなかった苦い別れの記憶と共に。 私もこの映画で、そんな心の柔らかい部分を呼び醒まされた一人です。 大人になった主人公、貴樹の孤独は、いかにも幸せそうな初恋の女性、 明里とは対照的で、胸が痛くなるほどです。 それは、永遠を垣間見るほどの奇跡のような初恋を経験した者の呪いか、 他の誰と付き合っても、その初恋がかえって心の壁になって、恋人との 心の距離を縮められなかったからかも知れません。 でも、ラストの踏み切りシーンは、ようやく彼がその呪いから脱し、 未来に向かって進んでいくことを予感させます。 映画はいささか切ない描き方になっていますが、ノベライズを読むと、 その点が良く分かりますので、心にひっかかった方、納得できる ハッピーエンドを求める方は、小説版を是非お読みください。
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ラストシーンにイラっとする さんざん引っ張ってその結末かよ、と 物語に期待して買うと、期待をはずすハズ しかし!! 場面ごとの切なさを作り出す能力は日本一だと思う 新海誠は、彼の意思を汲み取ってくれる、右腕になる脚本家を雇うべきだ 右腕脚本家にサポートさえしてもらえば、アニメファンだけじゃなく、誰もが納得する切ない物語を彼なら作り上げられるはず そして!! 映像がとても綺麗!! 物語は納得できないけれど、映像だけで十分にお釣りがくる
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1920年代のイタリア、アドリア海には空賊相手の賞金稼ぎをしている豚がいた。「飛ばねぇ豚はただの豚だ」とのたまう彼の名はポルコ・ロッソ。紅の翼の飛行艇を乗りこなすこの豚の活躍を小気味よく描いた航空活劇である。 『となりのトトロ』などを手がけた宮崎駿監督作品だが、一連の宮崎作品に比べるとカジュアルで軽快な出来に仕上がっているのが特徴。中年男(いや、豚)が主人公というのもめずらしい。歌手の加藤登紀子が主題歌のみならず声優として参加したことでも話題になった。 荒々しくもいとおしい飛行艇乗りたちの姿や、クライマックスの空上の対決シーンなど世代を越えて楽しめることは間違いないが、豚なのに、いや豚だからこそ自由に生きるポルコを見れば、「飛ぶこと」を忘れてしまった大人ほど感じるところは多いかもしれない。(安川正吾)
【くちコミ情報】
格好良過ぎ、、、、でも、憎めないポルコ
紅の豚は、10年以上前に、初めて見て以来、我が家のお気に入りのひとつです。豚になってしまったポルコの活躍は、何度見ても、楽しく見ることが出来ます。時折、考えさせられますが、でも、良い内容だと子供達にも推奨できますね。
改めて大人向宮崎作品の魅力を知る
もともと観ていたけども。子どもが出来て順繰りに宮崎作品を観ていく過程で魔女の宅急便の次に飛行機好きの長男へこの作品を購入、しかしなにがなにが夫と私が思いっきり楽しんでしまった。まったく宮崎さんはすごいなー。これは宮崎さんも好きで作ったんだろうなと思われるようなキャラクターの個性の肉付けを感じる1本だ。
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紅の豚。 この映画の何が良いのでしょうか。 まず、映画全体の基盤に何ともいえない、登場人物それぞれの悲しみがある。 そして、基本的に大人しか出て来ません。 大人の話なんだと思います。 悲しみと、それを基盤とした希望。 いや、希望、っていう、ノー天気な言葉じゃないなあ。 切望か、未来への。 悲しんでてもしょうがねえじゃねえか、っていう、諦観。 いや、諦観でもない。 人間の持つ感情を取っぱらってしまうほど美しいアドリア海の青さ。 海が青いんだからいいじゃねえか。 空が青いんだからいいじゃねえか、っていう感じ。 悩んでてても、悲しんでてもしょうがねえよ、っていう。 なんか、悲しみすら、別れすら、そんなものがあっても、だからこそ空は青い、的な。 何を言ってるのかわからなくなってきましたね。 フィヨが初めて飛行艇に乗って、眼下に広がる景色をみて言います。 「きれい。世界って本当にきれい。」 世界って、きれいなんでしょう。 見る人によっては。 誰が世界を見るか。 世界を見てどう感じるか。 それはその人次第です。 貧しくても、悲しくても、寂しくても、「世界はキレイ。」なんです。 多分。 この映画には常に余韻が漂っている。 悲しみの余韻。 寂しさの余韻。 希望の余韻。 美しさの余韻。 その余韻に、人生の美しさを感じる。 そして、何より、絵と、音楽が美しい。 最後に流れる加藤登紀子の「時には昔の話を」。 そして、飛行機雲の絵。 郷愁を感じます。 想像できる範囲の郷愁と、経験したことのない、未知であるにも関わらず心動かされる郷愁。 悲しみと、もはや還らない郷愁。ロマンと、冒険。 そして何より、悲劇でもない、喜劇でもない結末。 ラストシーンをどう捉えるかは、観た人の想像力と自由に委ねられている。 多分、それが、私が好きな理由です。
何で豚にならなければならない?
どうして豚になってしまったのか?という疑問が どうしても頭から離れなくて、最初に見た時には どうも面白いとは思えない作品だっだ。 しかし、そんな謎解きを放棄して再見したら、 大いに楽しむことができた。 【以下ネタばれ】 特に好きなシーンは二つ。 一つ目は、厚い雲の向こうに抜けたとたん 無数の飛行機が現れ、それらが皆、空で戦死した者たちである というところ。ポルコはその中に親友を発見するが 他の者たちと同様、無言のまま飛行機の操縦を続けて天高く 上っていってしまうシーン。 なんだか怪談話のような背筋の寒さと、 美しい映像のコンビネーションが圧巻! 二つ目は、ポルコが発注した飛行機が組み立てられる町工場のシーン。 町中から女たちが集結し一機の飛行機を組み立てていく。 現在日本では、オートメーションでどんどん出来上がってしまう自動車の 売り先がなくて、大不況に陥っている。 生産調整をするとか、人件費の安い海外に生産拠点を移すか・・・なんて 議論をしているが・・・・・ 本来の物づくりとは、「必要な分だけつくる」というものなんだろう。 町工場に集まった女たちは、普段は農業などに従事しているのだろうか? こんな風に自動車が組み立てられるのであれば、きっと出来上がる自動車は 魅力的なんだろうな。 二十世紀〈上〉 (ちくま文庫)
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ほんとうに疲れたときは、何度もみている映画をみる、と言った人がいる。 まったくそのとおりで、わたしにとって『紅の豚』はそういう映画のうちのひとつである。 時間もみじかくてちょうどよい。 CGを駆使した航空機映画は、画面がざらつく感じがして落ちつかないが、 この作品はその対極にある。 みていて心地よくなってくる映画は意外とすくない。 映画にはメッセージがなければいけないと称して、意味ありげな台詞を ちりばめた作品が多いが、歳のせいか、そういう映画はみていて疲れる。 ぼんやりとみることができ、そのくせ細部はつくりこまれている映画が好きである。 宮崎作品のなかでは評価がひくいようだが、逆に『紅の豚』にしか興味が ないという人も多いだろう。
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【くちコミ情報】
ああ懐かしい
当時本当にハマりました。 ロボットアニメなんか見たこと無かったのに。 リアルなんですよね、もしレイバーというものが普及していて 東京でバビロンプロジェクトが開発されていたら・・・。 劇場版はレイバーの活躍があってエンターテイメントで面白いです。 まさかこれをきっかけにコンピュータに興味を持って そちらの業界に就くとはこの頃思ってもいませんでした・・・。
PC 時代の礎
>pcが家庭へあまり普及していない1980年代において、ハード(機体)の性能は OS (オペレーション.システム)基本ソフトウエアの効率で決まると説いた作品。 Windows 95 の発売により家庭へPC が普及しだした約10年前に 、OS とは? PCとは?ロボット(作品では レイバー)とは? を子供にも理解しやすく、描いている。ただ戦うだけの大きめロボットアニメが酷く幼稚に見えた物だ。警察官の立場を逸脱した内容が多々見られるが、そこはアニメの御愛嬌!彼らの独立愚連隊ぶりを楽しんでほしい。 他のロボットアニメと違い、戦う相手は決まっていないのが最大の魅力。警察官の視点で物語が進んでゆくので戦う相手は選べない。TV. OVAシリーズでは、酔っぱらい 喧嘩の仲裁 失恋のお兄さん 環境に優しいテロリスト など多くの強敵と戦っている。 今作ではそんな魅力的な おばかさん がいないのが悲しい。一番の見所は、シゲ班長の部屋でのやりとり。 電話回線? で 自宅PC と 特車2課のコンピュータを繋ぐ様は圧巻! 画像に古さはあるが、今もTVで良く聞く声優さんが多数出演 まったく知らない人や少し覚えている人も、みんな楽しめる作品です。
最初で最後の傑作?
自分の中ではの話。 押井作品は、これ以前の劇場作品は観た事はなく、これ以後の作品で観た事ある作品はどれも納得はしていないからだ。 攻殻にしろ、アウ゛ァロンにしても一つの作品としてしっかり完結しているとは思えない。なんか曖昧。 期待しているだけに残念。 しかし、この作品は文句のつけようのない傑作。 この作品を越えるリアリティを持つ映画を今の所知らない(アニメ・実写ともに)。 以前、アニメージュでこの作品制作を追っかける特集が公開直前まで連載されていたが、押井監督の着眼点を知って、天才ではないのかと思ったこともあった。 東京の下町から望む高層ビルの景色には、理由はハッキリしないが、何か衝撃的であった。 観た感想は、パソコンに等に詳しい押井監督ならではの、レイバー用OSに仕組まれたウィルスによるレイバーの暴走に挑む特車ニ課の面々の話であるが、新型OSを開発した帆場の心情と、帆場の足取りを追う刑事二人、新型OSに疑問を持ち解明しようとする遊馬の活躍、後藤隊長の存在感、遊馬がシゲさんと協力しレイバー暴走のキーの謎を解いてからの、方舟解体に向かう特車ニ課、方舟内での戦闘、そしてラストの0式(警視庁新型レイバー)との戦い、ストーリーの流れにしろ、映像の迫力にしろ全てが素晴らしい。 押井監督には、小難しいことをやらず、劇場で金を取れる監督になってほしい。
若い世代に見てほしい
パトレイバー、その当時OVAシリーズから劇場版へ、そしてTVアニメ化さらに再度OVAシリーズ、劇場版2、3、という流れは今でもそうあるものではない、人気作です。 本作は、難しいテーマをわかりやすく、面白く描ききっています。エンターテイメント性が非常に高い、見た後にスッキリできる名作です。 初見の人は多少の予備知識を頭に入れてからだとより楽しめるでしょう。
最高のエンターテイメント
難しいこと抜かして言います。 この映画は 一難去ってまた一難の連続、映画として最高にして最強のエンターテイメントの仕上がりになってます! 何年前の映画ですかこれ?普通に「懐かしいなぁ」とか「古いなぁ」なんて思わず観れます。 パトレイバー2も大好きですが、こちらも最高です! 押井さんはもうこんな映画創れないんですかね?
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おすすめ度
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カスタマーレビュー数:44
【くちコミ情報】
今更だけど
今更だけどレビューを書く。 まず、何といっても何が言いたいかというと、せっかくの高度なセル画アニメを、 わざわざデジタルで作り直す意図が分からない。 いくら時代遅れと言われようが、私は、アニメはセル画じゃなきゃ駄目だと思ってるので。 話の内容も、総集編の域を出てないし。この次の映画は、まだ見てないのでどうか知らないけど。 個人的にはエヴァンゲリオンのブームは、10年以上前に自分的には終わってるので、 いつまでもダラダラエヴァ頼みの商売には飽き飽きしている。 まあそれだけ近年には、万人が認めるようなヒット作がないということであろう。
「一人だけど一人じゃない」。これこそが今回のエヴァの「新生」を語る際のキーワードだと思う。
この作品はやはり単体で評価するべきものではなく、あくまでも『破』につながるイントロ、かつ旧エヴァとの差異およびそれの持つ意味を検証するためのテキストだと思う。でも、個人的には旧エヴァのヤシマ作戦のシークエンスでは泣けなかったのだが、今回は泣かされてしまった(それも旧エヴァを踏まえた上でそこからの変化を「成長」「進歩」と意識しながら、というのが大きな理由だと思うのだが)。でもそこに至るまでの過程は正直退屈だったので…、というのが星4つの理由。 「一人だけど一人じゃない」。これは「破」で真希波マリの声を担当した坂本真綾の現時点での最新のシングル『マジックナンバー』の歌詞の中の一節(本人が作詞している)。この禅問答的というか脱構築的な(要するに矛盾を内に孕んだステイトメントということだが)フレーズは、実はこの『序』の英題である "You A e (Not) Alone" の直訳に対応する。で、この「一人だけど一人じゃない」というフレーズが今回の新エヴァを象徴しているのではないか、と。 だって、結局旧エヴァというのは「あなたは一人だ。」という話だったのだから。だからテレビ版の最終回のタイトルが "Take Ca e Of You self" だったのだろう。「自分の世話は自分でしろ。」だって、誰もあなたを助けてくれないのだから。 でも、ご存知の通り現在庵野秀明その人は「一人」ではない。かといって誰かと同化して(自分を失くして)楽になった、というのではないのだろう。「人間は本質的に一人だ」という事実をあるがままに受け止める、でもその「了解」を共有しあう「同志」が自分のすぐ側にいてくれる、という意味での「(一人だけど)一人じゃない」ということなんじゃないか、と思う。いわば、自我境界線をきちんと保ったまま誰かとつながる、という感覚。結局その部分(庵野秀明個人の変化)を抜きにして、今回の「エヴァ」の変化、あるいは「生まれ変わり」を語ることは片手落ちになるんじゃないかと思う。
さらに完成度が上がっていてGOOD
1.01を最初見た時に個人的に違和感を感じた事がほとんど修正されていて、特装版を購入済み の自分でも「これならOK」と思えるほど感触が向上しています。 追加シーンも相変わらず綺麗な絵で結構長い場面もあって、何度も1.01を観た自分にも凄く新鮮に 思えました。どちらかと言えば「追加」というより、劇場公開時に上映時間の都合でカットされた部分 を「復活」させた感じで、すこし飛ばし気味だった公開版をTV版の展開に合わせ、それぞれの キャラの心情を深く掘り下げるようなカット追加と修正によりシーン毎の繋がりがより自然な感じに なって、初めて観る人にも展開が理解しやすくなっていると思います。 1.01では「ちょっと暗すぎ?」と感じた画面もかなり明るく、端が切れてよく見えず解り辛かった 部分も画面サイズの見直しで隅々までよく見えるようになって新しい発見が幾つもあります。 あと最初に観たときになんとなく声に張りが無くなって事務的で近寄りがたい印象になってしまって 残念だったミサトさんも、シンジ君を思い遣るような台詞や作画の追加修正が行なわれていて、 以前のミサトさんに近くなっていたのはとても嬉しかった。 終盤のラミエル戦では光線のエフェクトが弱くて迫力に欠けるかもと思っていた点も、全面に渡って CGの追加や書き直しによって迫力が大幅に増していて、最後の陽電子砲の光線がラミエルの地形を 変えるほどの凄まじい全力攻撃を真っ向勝負で切り裂いて吹き飛ばす様が圧巻です。そのほかにも 攻撃で受けた高熱に虫の息の零号機とかいたるところに細かい追加修正が。 よくある装丁や画像方式をちょっと変えただけの水増し商法と思われそうですが(自分も観る前はそう 思ってましたが)、一度観れば単なるバージョン違いなどではなく、2年前では描き切れず、入れられ なかった部分を見直し、細かいところまで描き直してさらに完成度を高めた、製作側の作品に対する 思い入れとこだわりが詰まった増補改訂版として納得できると思います。 ただひとつ心配な点・・・シンジが初戦の後に病院のベットで夢を見てうなされているときに、 「まごころを君に」で多用された綾波の顔を魚眼レンズで見たような不気味なイメージで描いている カットが追加されていて、また超鬱展開への伏線じゃないだろうな〜と。製作にとっては物語を語る うえで必要な演出なのかもしれませんが、だからと言ってまたこれ見よがしに多用して必要以上に 不快でドロドロした気持ち悪い映画には絶対にしないで欲しいです。 いまだにあの当時、劇場で 映画を観終わった後で周りの席の観客が(゜□゜)(゜д゜)(゜A゜)(゜皿゜)こんな顔して悪い夢でも 見たかようにボ−然としていたのが忘れられない・・・ 特装版を含めて何回観たか覚えていませんが、何度観ても飽きない美しい画と斬新な演出で、前作の 「まごころ〜」で完全に終りにならなくて本当に良かったです。次の次の「Q」がいよいよ物語の 核心に入り、前作では話が進むほど深刻でネガティブになる展開だったので今回もどうなるかやや不安 ですが、アニメーション技術の進化とともに新しい解釈、新しい要素が盛り込まれて良い方向に発展して いく「ヱヴァンゲリヲン」をこの先もずっと観せてもらえるなら、この1.11のような拘りが感じられる かぎり、何度改定されて販売されようが個人的に全く文句は無いです。どんどんやっちゃってください! まー、不満ある人も無い人も、レンタルでもいいから一度観てみるとよろし。
第1.11使徒
完成への小出し。10年過ぎたら新しい小学生中学生がわいてきて、歯牙に引っかかる。 おたくは卒業せよといって、制作側はまた繰り返せてる。 作品として、25.26話の完成は必要だったが... おたくのこだわり、いじくって、DVD BD 未完成が売り、終わらない演目の 監督、作品なのか? 映像鑑賞が主目的か?ストーリーを感じるのが主目的か? 1997年のタケノコのように襲来したエバ解説本の中古本、初期の中古DVDで堪能せよ。
兵器大好きっ子
数年前に流行った『新世紀エヴァンゲリオン』のリメイク的内容。 本作は、旧作の総集編のような内容なので、 初めての方も、久々の方も安心。 特典映像(3DCGの制作過程など)が入っていない、 碇シンジがジャケットの『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 通常版』もありますが、 どうせ観るなら本作の方をお薦め。 戦車、戦闘機、爆撃機、大砲のドンパチ加減が凄まじく、 それ以外のシーンでも1カット1カットの構図、グラデーションが美しい。 音声やBGM無しで流しても、十分楽しめます。
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カスタマーレビュー数:1
【くちコミ情報】
笑顔でサヨナラ
長い間、楽しませてくれたシリーズが終わってしまうというのは寂しいですね。「釣りバカ」は、「男はつらいよ」の後継者であったと思います。フーテンの寅さんが渥美清さんでなければならないように、浜ちゃんの西田敏行さん、スーさんの三国連太郎さんのコンビでなければ、この映画は成り立たないでしょう。毎回楽しみにしていましたが、少しづつ顔の皺が増えてゆくお二人がいつまでやってくれるのかも同時に気になっていました。そして、とうとう最後となる作品がやってまいりました。最後だからという力みもなく、いつもの調子で物語りは進んでまいりますが、ラストシーンは、皆で笑顔でサヨナラです。映画館では拍手が起こりました。
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